ジェイン・オースティン『分別と多感』
...理性的なふたりの人間同士なら、ほんの数時間集中的に会話をすれば、ほんとうに共通の話題は語り尽くしてしまうだろうが、恋人同士となると話は違う。恋人同士のあいだでは、少なくとも二十回は同じ話をしないとどんな話題も終わらないし、話し合ったことにすらないのだ。(501ページ)
昔を思い出してなるほどと思った一節。
イアン・マキューアン『甘美なる作戦』
なかなかおもしろい、読めば読むほど「ジェイン・オースティン」だけれど。
木田元『哲学散歩』
哲学の発祥地、アフリカや中東の治安不安定さ、そしてギリシャからスペインまでの斜陽、文明はどこへ行くのか。
哲学の思索経路や歴史はわかったような、わからないような、だったけど、昔読んだ
ヨースタイン・ゴルデル『ソフィーの世界』より身近な気がしたのは、日本の学者の作品だからかも。
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ベランダのさくら「ピンクマーガレット」