カテゴリ:読みたい本、注目の本
「辻邦生の初期作品全集6巻」を読むと宣言して、第3巻の短編をいくつか読んだところで、作風ゆえ四角四面の真面目さに息苦しくなり、というよりもさすがに飽きてきて、前の記事のようにクリスティーの再読になったのだった。
まあ、一気読みするくらい夢中になれたのでよしとするのだが。 前は「面白い本はないか」とネットや本屋を見て回っていたのが、老い先短き故手持ちの本の処理になってしまっているのは、どーなのか? ネットなどのの感想や新聞雑誌の記事はあまり参考にせず、ひたすら自分の感性に重きを置いているわたくし、それには何の根拠もありませんけど、それで今まではよかったので。 どーもわたしは人の意見を聞かない。相談するということをしない。 本の選択ならばそれでも周りからヒンシュクを買ってはいないと思うが、日常生活や社会的にはどーうなんだろう、と。 実は 先日娘のライン(今、娘は孫娘にてこずっている)あれこれ愚痴をこぼす中、孫娘に「生れなけれなよかった」と暴言され、娘が「わたしも同じような昔を思い出して辛くなった」と。 おい、おい、それってわたしの子育て中のできごとかい? しかも、たまたま 読み終わった『春にして君を離れ』にヒロインが夫ばかりではなく、子供たちにもいわゆる「浮いている」状態が面々と描写してあったのだ! いやいやいや、娘のラインは単なる「吐きどころ」なのだろうよ(と思いたい) 読む本をカンで選んで自分の状況に合わせるなんざ、いただけない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023年09月07日 09時33分05秒
コメント(0) | コメントを書く
[読みたい本、注目の本] カテゴリの最新記事
|
|