カテゴリ:読書メモ
『文豪お墓まいり』山崎ナオコーラ
読む本、好きな本は風雪(出版の嵐)に耐えて昔から現在まで残っている本(作品)が多い。 つまり文豪と言われている作家の作品ということか。 山崎ナオコーラさんの『文豪お墓まいり』の文豪お墓は、わたしの好みの文豪が多々。お墓の前で作家の作品を思い、自身のあれこれを思う作者に親しみを感じた。 文豪とは何ぞや、100年も50年も名前が残っている作家?作品が長く読み継がれている作家? たまたま、夕べBSNHKの「西村賢太」のドキュメンタリー映像(再放送?)を観た。 一昨年突然死なさったそのお墓は、郷里でもない石川県七尾市の西光寺だという。 しかも、西村賢太が晩年「藤沢清三」という永らく埋もれていた作家に「没後弟子」として、私淑したその方のお墓の隣に割り込んだかたち。生前「藤沢清三」のお墓の管理もされているので、無理がきいたのか。(今は番組見ただけでは正確には記憶に残らない詳細もネットで再見できる便利さ!) 『文豪お墓まいり』で知ったのだけど、太宰治もあこがれていた森鴎外のお墓の斜め向かいだ。 両方とも後世にあまりにも有名で、訪れておまいりするひとも多かろう。 西村賢太さんの場合はどうだろうか?それをねらったわけでもないだろうけど、そうかもしれない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023年09月23日 13時31分08秒
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