老兄弟姉妹の食事会
どこにでもある話。これからはよく起こる話。先先日はわたしの妹夫婦がうちに来た。東京に引っ越しての住居お披露目というところ。妹75歳、その夫(義弟)は79歳。わたしたち81歳と77歳。手作りお昼で楽しく過ごした。まあ、なんとか、4人とも健康状態。まだぼけてはいないらしい。「こんな風にいつまでできるか?」という話題に・・・。何事もなく散会した。つい先日、こんどは夫の姉兄が集まった。といっても夫の姉(88歳)は車いすに頼っている、施設の近くのレストランで食事をすることに。義姉は夫をアルコール依存症で亡くしている。義姉自身も落ち込みがちで、あれよあれよという間に車いすの生活になってしまったのである。わたしたちが義姉を施設へ迎えに行って車いすを押してレストランへ。そこで夫の兄と待ち合わせしているのである。夫の兄夫婦は85歳と82歳。82歳の義姉は腰が痛いとかで欠席、義兄は7月に大腸がんの手術をしたばかり。妻の付き添いなしにはちょっと無理じゃないか、とわたしは思ったのだけど、車いすの義姉も会いたがるし、義兄も「姉弟に会えるのがうれしいなあ~」と喜んでいたので、そういうことになった。88、85、81、77がそろった、海が見えるレレストランでの会食。はじめは楽しかった。しかし途中、義兄がおかしくなった。真っ青になり意識が混濁してきた。実はワインをほんのすこしだけ飲んでしまってる。しばらくして本人は「気持ちいいのだ」と言ってるけど、相変わらず真っ青、朦朧、立てなくなった。困惑。結局、義姉を施設に送り、タクシーで義兄を家まで送ることに。といっても、レストラン・千葉県から義兄家・埼玉県。20,980円の料金なり。だれが払ったか?答えはわたしたち夫婦。この義兄には昔から迷惑をかけられている。言いたくないけど、事業の失敗、離婚の危機、長男の役目を放棄・・・その度に次男の夫がおさめて・・・というか結局、わたしも加わって・・・。もうヤダ!という結末。夫を含めてこの姉兄弟の能天気さにはあきれるけど、しかしねえ、よろよろしている義姉、義兄に会ってみるとね、もうこれが最後かなと。次は○○式か・・・(コレコレ