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テーマ:本日の1冊(3697)
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このところ森博嗣さんにはまっています。
ずーっと前に「すべてがFになる」を読んだ時は、なんかちょっと凝った名前とかが気になっちゃって、「あんまり好きじゃないかな」と思っていたんですが、最近になって改めて読んでみたら面白いですね。 やはり簡単に結論を出してはいけないですね。 古本屋さんで随分と買いこんできました。 今回読んだのは「笑わない数学者」。 このシリーズはS&Mシリーズっていうらしいですね。 だんだん覚えてきました。 うーん、それでこの作品ですが、今まで読んだ中ではちょっと・・・。 最初に「なぜ像が消えたのか」みたいな問題が出てくるんですが、これがホントに瞬間的にひらめいちゃったんですよね。 ミステリーを読んでいる人は分かると思いますが、たま~にありますよね。 別に自分の事を「するどい」と自慢している訳ではなくて、ホントにたまたま「あっ」て分かっちゃう時があるじゃないですか。 そうすると、直接のトリックと結びつこうがつくまいが、やっぱり面白さが半減です。 残念です。 すごい雰囲気も良かったし、この話に出てくる数学者、天王寺翔蔵博士という人も味がありましたし。全体的にはすごくよかったんですけどね。 そうそう、この話の途中で数字の問題が出てくるんですが、これは面白かったですね。 「7、7、3、3を使って、足したり引いたり、かけたり割ったりして24を作れ」 という問題です。 僕は、前を走る車のナンバーの数字を同じように、足す引くかける割るだけで10にするというのを子供の頃からクセでよくやっているので、「できるかも」と思ったんだけど難しかったです。 興味のある人はちょっとチャレンジしてみてください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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