ぼくの日記（仮）

ちょっと前に書きましたが、我が家に猫が住み始めました。
名前は平蔵です。
ええ、そうです。鬼の平蔵こと長谷川平蔵からいただきました。

別に、義理人情を心得た苦労人になって欲しいとか、そういう願いを込めた訳ではありません。
日本名で昔っぽいのがかわいいかなと思って、色々考えているうちに「平蔵」がなんとなくウチの猫にあってそうだし、響きも良かったので決めたというだけです。

この平蔵がウチに来たのは２月中旬頃。
友達の結婚式のため実家に帰省していて、３日ぶりに家に帰った時に現れました。
もう夜で、車から家に荷物を入れていたら玄関先にふらりと来たので、「どうした？」と声をかけたら走って家の中に入って、そのまま台所の方まで入ってきてしまいました。

小さいし痩せてるし、放り出すわけにもいかないので、その日はそのまま保護して・・・というのがきっかけです。
ポスターを作ったり（嫁さんが）、保健所とかに連絡したり（嫁さんが）、一通りできる範囲で飼い主さんを探したんですが見つからず、日が経てば経つほどかわいくなってくるしで飼う事にしました。

当初は、耳にはダニがいてカビも生えてるし、体にはノミはいるし、お腹の中にも虫がいるというひどい状態で、お医者さん曰く
「かなり劣悪な環境にしばらくいた」らしいです。
それでも猫のエイズとか大変な病気は移されていなかったので一安心でした。
今ではすっかり完治して、元気一杯走り回ってます。

平蔵は、小さいのに恐い思いを沢山してしまったようで、未だにかなりの甘えん坊です。
寝るときは一緒の布団だし、起きてトイレに行く時とかも僕らを起こします。
最近は少しは一人でできるようになりましたが。

この連休の間に去勢手術も済ませ、しばらくの間首にカラーを巻く生活だったんですが、それも終わり、今日も元気に遊んでいました。
今はとなりで静かに寝ています。

猫が来たことで、泊まりで出かけるのが難しくなったり、お医者にいけばお金もかかるし、色々大変な事もありますが、いるとやっぱり楽しいですね。癒されますしね。
猫は病気の人とかがいると近くに来てくれるという話を聞いた事がありますが、実際に僕が胃痙攣みたいなのになって、会社を休んで寝ているとき、平蔵がずっと横にいてくれました。
最近はかわいくて仕方がありません。