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まず「屍鬼」ですね。
久しぶりにがっちりと読み応えのある作品でした。 文庫版で全5巻とかなり長めの作品ですが、すっかり屍鬼ワールドにはまってしまって、長さは全く気にならなかったです。 この作品、随分前から持っていたんですが、 「東亰異聞」がちょっと苦手だったので、しばらく手が出なかったんですが、がんばって読んでみてよかったです。 ホラー系の作品って、正体が分かる前、なんだか不思議な事が起きている、という時期が怖くて面白いんですが、正体が分かった瞬間、ちょっと冷めちゃうというのが僕は多いんですが、この作品は全然、大丈夫でした。 多分、作品の中の「屍鬼」の設定がよかったんだろうな。 ただ1つ問題が。 僕はいつも寝る前に本を読むんですが、この作品に取り掛かってから睡眠不足が続いてしまいました。 なかなか読むのをやめられない+寝ると夢に出る、のダブルパンチですっかりやられてしまいました。 しかも全5巻だから、読むのが早くない僕は2週間近くかかってしまったので、随分とりっぱんクマができてしまいました。 そして作品中によく出てきた、体がだるくてフラフラする、という症状が自分の体に出てきて、さらに怖くなったりしました。 ただの寝不足なんですが。 「屍鬼」が予想以上に良かったので、このまま小野不由美ワールドに突入しようと「魔性の子」も読みました。 こちらもなかなか良かったんですが、ちょっと「屍鬼」の読後の虚脱状態の中で読んだので、もう一つ入っていけませんでした。 ちょっと間をあけたほうが良かったかも。 十二国記シリーズというのも読んでみたい気もするんですが、途中で止まってるんですよね。 うーん、揃うのを待ってから読んでみたいような気もするし。 でも読んじゃいそうだな。近いうちに。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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