ぼくの日記（仮）

裏表紙の紹介文に「ミステリの枠に留まらない知的エンタテイメント」と書いてありますが、まさにそんな感じの作品でした。
「ミステリー」というよりは「エンターテイメント」ですよね、これは。

過去の殊能さんの作品のような「騙されたー！」みたいなのはないんですが、設定とスピード感が楽しい作品でした。

中世の騎士の目を通して見た今の日本。
「そうかあ、そう見えるのか」と、でも何となく納得な感じの部分が多かったですね。
騎士の亡霊のキャラクターも良かったですね。一本芯があって、でもやっぱり現在だから何となくコミカルで。
楽しい作品でした。


それはそうと、この間の台風はすごかったですね。
僕の住んでいるところは、それほどでもなくて「騒いでいる割にはいつもの台風かな」ぐらいだったんですが、群馬県でも他の地域では結構な被害があって、ああやっぱりすごかったんだなと、朝になってから分かりました。
早く復旧作業が進めばいいですが。
何かここ数年はホントに地震とか集中豪雨の災害が多くって、こわくなってきます。
今年ももしかしたらまだまだ上陸する台風があるのかもなあと不安になります。
天災だから考えても仕方がないのかもしれないですけど、備蓄品の準備とか家具の転倒防止とかできる準備だけはしておきたいですね。