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テーマ:ささやかな幸せ(6742)
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先日、生鮭が届きました。
と言っても、もちろん何もせずにボーっとしていて届くようなものではないので、誰かしらのご好意という事になります。 実は僕の両親からの贈りものです。 僕の母は八戸出身でそちらの叔父さんに母がお金を出して買ってもらい、それをウチに贈ってくれたという事です。 そんな訳で僕は一円も払ってません。大変ありがとうございます。 さて、生鮭。 子持ちの鮭です。ということは当然お腹の中には卵があるわけで、これを上手に取り出しながら、さらに身も回収しなければいけないという複雑な作業があるわけです。 うーん、アジやサンマぐらいはさばいた事があるけど、こんなデカイのは経験ないもんなー。 一番でかかったのは鯉かな。 それでも鮭の4分の一とかそんなもんだもんな。 できるかな? 若干不安だったんですが、ちょうど母が遊びに来る日にあわせて送ってくれたので、母協力のもと、さばくことができました。やれやれ。 送られてきた鮭はこれです↓ いやーでかい。一体何キロあったんだろう?計っておけばよかった。 もう思い切りまな板からはみ出してますもんね。 まず手順としてはお腹をあけて中の卵を取り出し、その後、3枚におろして身を取っていくという工程になります。 そんな訳で、まずはお腹をズブリ。 クール宅急便だったため、半分以上凍っていたので卵はスポっととれました。 で、その後3枚に。 これが意外にも簡単でした。 さばくのは大きい方が楽ですね。 小さい魚のほうが作業が細かいのでかえって難しいということを発見しました。 ただ出刃包丁の歯が短いのがやりづらかったです。むこうまで届かなくて。 刺身包丁の歯ってだから長いんですね。 それでも何とか3枚におろして、皮をはいで身を取り出しました。 本当は残ったアラでアラ汁でも作りたかったんですが、においで平蔵(猫)が大騒ぎしそうなので、こちらは泣く泣く捨てました。 身のほうは適当な大きさに切って冷凍。 鮭は虫がいるかもしれないので、刺身で食べる場合は一度凍らせてからじゃないとダメだそうです。 卵のほうは、塩水に浸しながら一粒ずつにほぐす。 これは母がやってくれたんですが、多分一番しんどい作業です。 一粒一粒がやたら厳重に守られてます。 薄皮をめくりめくりして粒を取り出す作業の繰り返しです。 で、取り出した卵に醤油、酒を加えてイクラのできあがり。 一晩ほどおけば、ほどよく浸かって食べごろです。 最初は「ちょっと醤油が強すぎるな」ぐらいの味付けがいいみたいですね。 今回も「ちょっとしょっぱくなった」とか言いながらだったんですが、一晩たつとほどよくなってました。 で、これはあまり日持ちしないので、豪華にドーンとイクラ丼! どうですか。 こんな豪華なイクラ丼はそうそう食べられるものではないですよね。 イクラをダバダバとふんだんにふりかけながら、「もったいないな~」とかなり躊躇しましたが、腐らせてはもっともったいないので、思い切ってかけました。 うまかったです。ホントに。 新鮮なので、一粒一粒がしっかりしてて、噛むとプチっと破けてなかからイクラの汁が。 ご飯とめちゃくちゃ合いますね。 刺身の方は、まだ食べてないですが、こちらはあまり期待できないといわれました。 もう卵を持ってしまっているので、栄養がそっちにいっちゃって、身はそれほど美味しくないそうです。 まあでも普段値引きされた刺身を狙って買ってるような僕の舌にはきっと、それなりにおいしいことでしょう。 刺身の方は日本酒でいきたい感じかな。楽しみです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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