|
テーマ:本のある暮らし(3315)
カテゴリ:カテゴリ未分類
この間テレビで二夜連続で放送していた「点と線」観ました。
ビートたけし主演のやつです。 良かったです。 原作が好きな作品って大体映像化されるとガッカリすることが多いので、観るかどうしようかちょっと迷ったんですが、観てみてよかった。 わりと清張の作品って現代版にアレンジされたりしてるイメージがありますが、これは時代を原作どおりで、それがすごい良かったし、その設定についてこれる映像がまた良かった。 汽車のシーンとか駅のシーンとかすごかったです。俗な言い方をすれば「金かかってるなー」という感じですね。 たけしの主人公も良かったし。 あれ、これ原作だと若い刑事が主人公でしたよね。そうそう、老刑事は東京にも出てこなかったし。 うん、でもこのアレンジは結構いいかも。はまってました。 ちょっと原作に付け足したシーンとかが若干浮いた感もありましたが、全体通して満足できる作品でした。 なんか久しぶりにテレビでいいドラマ観たな、という満足感を味わいました。 あ、あとあの人。夏川結衣さん。 美人だし、変に痩せすぎな女優が多い中で、ふっくらしてる感じで僕は結構好きなんですが、なんか病弱な役が多いですよね。 座頭市でもそうだったし、壬生義士伝でもそうだったし。 幸薄い印象なんですかね。たまには健康な役も見てみたい気がします(僕が知らないだけで結構あるのかもしれませんが)。 さて。 色々言いましたが、最後にこれだけは言っておきたい。 さすが松本清張! さすが「点と線」! よく「不朽の名作」といわれますが、まさに、ですよね。 ホント錆びない、褪せない、朽ちない、ですね。 映像もすごい、役者もよかった、つくりもよかった。 でもやっぱり何十年という時間に耐えられる作品って一番すごいですよね。 久しぶりに清張作品が読みたくなりました。 「点と線」再読してみようかな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|