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「ガダラの豚」を読んで以来、すっかり中島らもが気に入ってしまい、「あれと同じような作品を」と思い、他の小説も読んでいるんですが、なかなかあれと同じような、とまではいかないですね。
そもそもエッセイが多くて小説自体が少ないし、ミステリーっぽいのとなるとさらに少ないようで、さがすのにも苦労します。 そんな中、最近読んだらも作品が今回の2冊。 「白いメリーさん」と「空のオルゴール」です。 まず「白いメリーさん」。 これってエッセイかと思ってたら短編集でした。 ミステリーというよりは不思議小説って感じですかね。 白いメリーさんは、モデルがいて、僕も実際に何度か見たことがあるので結構興味を惹かれました。 うーん、小説の中の「ウワサ」が僕が聞いた話と同じだったので、なんか嬉しいですね。 僕が一番好きだったのは、一番最初に掲載されている「日の出通り商店街 いきいきデー」。 なんか下らないような、馬鹿馬鹿しいような、でもよく考えると怖いよな、だけどなんか笑えるな、というのが最高でした。 もう一つの「空のオルゴール」。 ・・・うーん、うーん。 これは何だろう。 軽いといえば軽いのだけど、なんというか、そう、「いっぺんに書きなぐった」ような感じ。 まあ、何かしら意図はあったんだと思いますが、読んでそう感じました。 思いつくまま書いた、書きながら考えた、というような印象。 ・・・まあ、僕にとってずいぶんイマイチだっということです。 それにしても今日は群馬すごい風です。 最近さらに寒くなってきたしな。 皆さんも風邪などひかれないように注意して下さい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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