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う~ん、久しぶりの館シリーズ。
僕が綾辻行人という作家を知った時、すでに「黒猫館」まで文庫化されていて、一気にシリーズを読破した記憶があります。 あれはいつだったかな。 学生の頃だよな。下手すればもう10年ぐらい経ってるかもしれません。 その間ずっと待ってました。「暗黒館」の登場を。 ま、それほど待つのなら新書で出た時買えばいいのですが、そこはそれ。 やっぱりずっと持ってたいですしね。文庫が一番です。 さて。 それほど待ちに待った、館シリーズ最新作の「暗黒館」。 期待は裏切られなかったです。 怪しげな屋敷、怪しげな住人、奇形の美少女。 もう思い切り綾辻行人の趣味が出まくってますね。 読み応え充分です。 この辺りから先は、気をつけて書くつもりですが、勘の良い人だと若干ヒントになることも書いてしまうかもしれないので、未読の方は読まないほうがいいかもです。 さてさて、全4巻のこの作品。 長さは気になりませんね。 次々と繰り広げられる急展開の連続で、「読んでる」というより「観てる」という感じで、目の前をドンドンストーリーが流れていくようです。 実は僕、かなり最初の段階でピーンときてしまいまして。 ああ、これはこういう設定で、この人があの人な訳だな、とは気が付いてました。 でもそんな事で、この作品がつまらなくなるなんて事は全然なかったです。 ラストの方はもう一気でしたね。 そして、そう。 また館シリーズが読みたくなりました。 最初から全部。一気に。 あ、そうそう。 そういえば、「暗黒館」のすぐあとにミステリーランドで「びっくり館の殺人」という本が出てましたね。 あのミステリーランドっていいですよね。 子供向けとは言ってるけど、興味をそそられる作品が沢山ありますよね。 あのシリーズは文庫化されることはないのかな? 読んでみたいな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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