|
テーマ:食べ物あれこれ(50365)
カテゴリ:珍しい食べ物
とうとう、と言っていいと思います。
とうとう「くさや」を食べました。 一度は食べたいと想い焦がれながらも食すことなくここまできてしまいました。 しかし僕は遂に食べたのです。 あの「くさや」を。 くさやの評価は人それぞれ。 「臭い」と顔をしかめる人もいれば、「とても食べられるものじゃない」と嫌悪感を露わにする人もいます。 そうかと思えば「臭いけどおいしい」「やめられない」とうっとりした顔をする人もいます。 やはり一度は自分で食べないと、と決意して年の初めに「今年の目標は、くさや、ドリアン、マツタケを食べる事」としました。 その第一目標がくさやです。 先日、スーパーで買い物をしていると真空パックのくさやが売ってました。 できればスーパーのではなく本場のものが食べたいという希望もあったのですが、なかなかそれは難しいのでとりあえず購入。 ムロあじのくさやです。 2匹入って498円。 安いような高いような感じですが、これで長年の夢がかなうと思えば随分安いですよね。 正直言って僕はちょっとなめてたんですよね。 くさやを。 「臭い」といっても所詮は食べ物。たかがしれてるだろうと。 そんな甘い考えは袋を開けた瞬間消し飛びました。 ま~臭いこと、臭いこと。 畑の肥料みたいな、といえばいいですかね。 臭いと一言でいってもニオイの質と量ってありますよね。 なんというかニオイの種類自体はそれほど嫌じゃないけど何しろ強烈ですごい離れててもにおってくるというもの。 または、近づかなければ平気だけど、ニオイ自体がすごく不快というもの。 くさやの場合は、どちらかと言えばニオイ自体がちょっとすごいですね。 とても食べ物とは思われないニオイです。 見た目は普通なんですけどね↓ 焼いて食べたかったんですが、焼くとニオイがさらにすごいことになりそうなので、そのまま一口食べることに。 でも冷えててカチカチで臭いし、これはとても無理だと思いやっぱり焼いてみることにしました。 アルミにくるんで焼いてみる。 あたり一面すごいニオイ、かと思いきやそれほどでもなかった。 まあ換気扇は思い切り回しましたが。 で、で、ここからが面白かったんですが、焼けてくるとナントおいしそうになってきます。 くさやのニオイと焼けた香ばしいニオイが混じると不思議とうまそうなニオイに。 「これはいけるかも」と一口。 干物独特の凝縮した魚の味にくさやのニオイと焼けたニオイ。 クセはあります。 クセはムチャクチャありますが、食べられる。 うん、まあ食える、案外うまい、割りといいかも。 と焼酎片手に結構おいしく頂きました。 ただ食べた後にのどの奥から戻ってくるニオイは若干抵抗がありました。 そうそう。 かなり独特なニオイで嫁さんは食べられなかったんですが、うちの平蔵(猫)と小太郎(犬)はとても興味津々でした。 臭いといっても天然物のにおいは動物にとって大丈夫なものなのかもしれないですね。 さて、そんな訳で目標の第一はクリアしました。 続いてドリアンにもチャレンジ、と思っていたのですが、ここで大切なお知らせです。 世界一臭い缶詰といわれる「シュールストレミング」というものをご存知でしょうか。 スウェーデンの食べ物らしいのですが。 もうくさやなんか比にならないぐらい臭いらしいです。 その缶詰を会社の人達と金を出し合って買ってみることにしました。 そして先日、我が家に届きました。 たぶん近いうちに食べる事になるので、それはまたご報告したいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[珍しい食べ物] カテゴリの最新記事
|