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カテゴリ:読書日記
アンヌ・ガリグ『自分らしさとわがままの境で 日本女性の静
かな革命』(草思社)を読む。 著者は在日フランス人女性ジャーナリスト。 駅前のジュンク堂で社会学の棚の前に立って、思わずこのタイ トルを抜き出してしまったあたり、私は自分が女性であること 、仕事を持って生きていこうとしていることを「とても」意識 していたんだな、とあらためて。 統計や制度といった「上からの分析」ではなく、個々の事例を すくい上げる「下からの積み上げ」方式で書かれているのでと ても読みやすい。 セクハラも専業主婦の憂うつもシングルマザーもセックスレス も、等身大の言葉で語られているから自分の人生と重ねて考え るきっかけにするにはぴったり。 ただ、何らかの「答え」を求めて読むと、ちょっぴり物足りな さが残るかも。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.11.16 10:14:01
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