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本読みのひとりごと

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読むこと、書くことが大好きなbiscuitです。
夫、元気すぎる2人の息子と4人暮らし。

新聞記者を経て、フリーランスライター/エディターに。

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biscuit5750@ Re[1]:木々との対話(09/12) >micoさん こんにちは!すっかりご無沙汰…
mico@ Re:木々との対話(09/12) bisさん、こんにちは。まずは次男くんのご…
biscuit5750@ Re[1]:さようなら、クウネルくん(01/27) >micoさん お久しぶりです! コメントを…
mico@ Re:さようなら、クウネルくん(01/27) クウネル。新装された表紙を見てお別れし…
biscuit5750@ Re[3]:子どもを持つことの不自由と、自由(11/17) >バーソロミューさん お久しぶりです! …

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2003.09.25
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カテゴリ:読書日記
よしもとばなな『デッドエンドの思い出』を読む。
ばななさんが小説を書くときの言葉の選び方や、物語に登場す
る小道具の愛し方がとても好きだ。
でも、ストーリーにはだんだん同調できなくなってきてしまっ
たなあ、という気がする。
たとえるなら、写実的でカラフルな風景画を描いていた画家が
、老成して薄墨一色の水墨画に転向してしまったような感じ。

『TUGUMI』や『キッチン』のころの、若くて無鉄砲でた
くさん傷ついて、それでも内側からどうしようもなく輝いてし
まう、というようなパワーが、何より好きだったのに。

こんなことを思うのも、わたしの年齢のせいだろう。
またいつか、ばななさんが今いる場所を通りかかる日が来るか
もしれない。
黄金色に輝く銀杏の葉を敷き詰めた、晩秋の公園。
夕焼けの季節。
そのときが来たら、もう一度この本を開いてみようと思う。





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Last updated  2009.11.14 10:13:05
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