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カテゴリ:おしごと日記
映画「麗しのサブリナ」で、オードリー・ヘップバーン扮するサブリナが恋に破れ、「世界一の料理学校に行きなさい」と言われて通ったフランス料理の学校が、私の街にも作られることになった。
で、フランスから会長がやってくるというので、その会見に出る。 教えるのはレシピではなく、レシピに息づくフランス料理の本質。 たとえばこの学校で、トマトとナスと鶏肉でつくる料理のレシピを学んだ生徒は、トマトがないとき代わりに何を使ったらおいしい料理が作れるか、インスピレーションを発揮できるようになるんだって。なるほどね。 家族と囲んだあたたかな食卓の風景は、大げさじゃなくわたしの人格の根幹を形づくる重要な要素になっている。 幸せの原風景と言ってもいい。 だから大人になった今も、大事な人とごはんを食べたりお茶をのむ時間を、わたしはことさら大切に感じるのだろう。 わたしは根気がないから料理人にはなれないけど、何らかの形で、「たべること」が人びとを幸せにする手助けができたらいいと思う。 この街に来て見つけた、今後のわたしのテーマのひとつ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.03.07 22:33:14
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