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2004.01.17
カテゴリ：おしごと日記
今日は私の住む街にとって、大きな意味のある一日。
朝３時に起きて山にのぼり、 雪の降りしきる高台で目を閉じて心にしみるトランペットを聞く。 書きたい言葉は無数にあるのに、 キーボードに向かう指先がかじかむから、 思うように文章を組み立てられない。 ある日突然、大切な人を失った経験を語る少女を前に、 陳腐な感傷かもしれないけれどファインダーがうるんでシャッターが切れない。 人の生はとめどなく悲しく、 けれどどうしようもなくやさしいものなのだと。 悲喜こもごも、色んなことがあるけれど、 日々泣いたり笑ったりおいしいものを食べたり、 今朝の雪のあたたかさに心が広がったり、 ただそれだけの等身大の幸せを思う。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
Last updated
2009.03.07 20:41:10
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