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カテゴリ:こころもよう
たくさん傷つくことが経験を積むことだと、一生懸命がんばるってことだと思ってた。
傷つかないように壁を作る方がやさしかったけど、無感覚な人間になったら最後の砦を失う気がして、だから、わざとむき出しのまま傷ついてきたし、それが正しいとしんじていた。 でも、たぶん、違ったんだな。 傷ついた分だけ、どろどろした膿がわたしの中にたまっていく。 シャベルで砂山を崩すように、心を少しずつ削りとられていくのが実感としてわかる。 どろどろをためないように、こまめに吐き出そうと思って大声で泣いたりモノに当たったりしてみた。 新しく買った姿見で、ふと、そういう自分の顔を見てしまった。 こんなに醜くなるほど傷ついていたのかわたしは。 困ったなあ。壊れるのはいやだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.03.07 20:33:50
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