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カテゴリ:読書日記
ここでしょっちゅう書いている料理研究家、高山なおみさんのweb日記を本にしたもの。 期間は昨年(2005年)の、春から夏にかけて。 今回は図書館で1カ月くらい順番待ちをして、やっと手にしました。 季節の移ろい、日々の食事。好きな人たちとの仕事。 読んでいると、ただ「暮らす」ということの幸福がじわじわ胸に込み上げて、すごくほっとするのです。 本の大きさも、文庫本より大きくA5より小さく厚みはちょうどよく、人よりちいさいわたしの手のひらにぴったり収まる。 毎月のおまけレシピもおいしそう。 就職するまでは青菜の見分けもつかなかったわたしだけど、高山さんのおかげで、「旬の野菜を食べる」ということを意識するようになった。 野菜って、生きてるんだなあってこともわかった。 収穫の秋。 高山さんの料理本「じゃがいも料理」、本屋さんで手に取ったら、何だか本格的な料理がたくさん載っていたので買わなかったのだけど、思い切って買おうかしら。 お芋を茹でたり、つぶしたりして、何か作りたい気分。 あ、でも、9月に出た「記憶のスパイス」もほしいのだよな。ANAの機内誌『翼の王国』に連載されていたそう。 わたしのおばあちゃんちの最寄り空港はJALのほうが便利で、『翼の王国』読みたい…と後ろ髪をひかれながらも、ついJALを選んでしまうのです。 それにしても高山さん、本当に感性がゆたかで、いつも誠心誠意、一生けんめい人と関わっていて、読んでいるとときどき、年が離れていることを忘れてしまう。 わたしも高山さんみたいに、年をとれたらいいな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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