本読みのひとりごと

２００７年度版「ほぼ日手帳」が、わが草庵に届きました。
今年から使い始めたのだけど、これ、ほんとにいいです。

詳しいことはHPでたのしく紹介されているので、わたしの好きなポイントをいくつか。

月の満ち欠けが、一目でわかること。
文庫本サイズでかさばらないのに、１日１ページ分、たっぷりのスペースがあること。
１８０度、ぱたんと開いて置けること。
しおりが２本ついていて、毎月のカレンダーと、その日のページ、両方に挟めること。
カバーにポケットがいっぱいついていて、何でも挟み込んでおけること。
デザインに「遊び」が多くて、使い方が限定されないこと。

特に最後の項目は、とても重要。
頭の中にある未整理の情報を、未整理のままぽんぽんと置ける感じなのです。
時間が決まっている仕事の予定。
遊びの予定。
買い物のメモ。
雑誌で見つけた、読みたい本のメモ。
友達に教えてもらったおいしいお店の名前。
ふと思いついたけど、文章にしてノートにつづるほどではない、小さなアイディアの種。
おいしくできたハーブティーのレシピ。
コンサートや展覧会、お芝居のチケット、行ってみたいお店の記事、おいしかったお店のカードも、ぺたぺた貼り付けます。
何でも書いて、放っておいて、後でページをめくって愉しめるのです。
手帳にいっぱい書き込む時期があったり、かと思えば白紙の日がつづいたり。
そういうのも含めて、受け入れてもらえる感じ。
人生は変わらないけど、毎日が面白くなる。という控えめで適切なコンセプトもすてき。

千鳥格子があんまりかわいかったので、今年使っていた紺のカバーから、２カ月早いけど模様替えしちゃいました。
オレンジの革カバーもかわいいんだよなあ。ほしい。

ついでに、本まで買いました。



誰かの手帳をちらっと見せてもらうのがわたしは大好きで、日経ウーマンなどにそういうページがあると、何度も読み返してしまうのです。
この本では、「他人の手帳ちら見」を、ぞんぶんに楽しめます。