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カテゴリ:読書日記
からだ、引きつづきだるい。
きのうは家のことを手伝うため実家へ行ったのに、ホットカーペットの上で日が暮れるまで熟睡。具合のわるい母に心配される始末。 これじゃあ、何のために行ったのかわからないではないか! いしいしんじ「ごはん日記」読む。 園子さん。そしてまぼろしの猫の出現。 三崎の魚にとりつかれ、みるみる料理の腕を上げてゆくいしいさん。 おもしろい。おもしろい。 ちなみに、「ごはん日記」は現在もwebで連載中です。 「もう止まっちゃうのかな…」と不安になるころ、突然まとめて更新されます。 「ごはん日記」、会社で机の脇に置いておいたら、本読みの上司、S氏に発見される。 「麦ふみクーツェ、読んだけど、ちょっとゆるい感じがしたなあ。ファンタジーでも、もっと突きつめる人は突きつめているよね」とS氏。 そうそう。そうなんです。いしいさんの文章は落語とフランス文学がいい具合に混ざってる。 わたしはこのゆるさが好き。でもS氏は、突きつめたきびしいものが好きなのね。「ゲド戦記」はどうですかって今度聞いてみよう。 今日は実家がだいじょうぶそうなので、まっすぐ自分の部屋へ。 ココアを入れて雑誌と本を読みまくり、たまっていたメールの返事も書きまくり、ブログもじゃんじゃん更新する。 わたしのストレス解消じかん。 クウネル最新号は巻頭特集がムーミン…じゃなくて、ムーミンシリーズの作者、トーベ・ヤンソンさんの家。 映画コーナーでは、こないだ文化的上司さまに教えていただいてぜひ観たいと思っていた「洲崎パラダイス・赤信号」が紹介されている。「カメラマンは目で犯す」と北村道子さん。どきどき。 定期購読、今年のおまけリネンは、グレーのシックな色合いでした。 ハンカチやハーブティーを入れるかごにかぶせておくのに、ちょうどいい大きさなのよね。 雑誌フェチのわたしですが、クウネルは、好きな雑誌ベスト3のなかに、もう何年も君臨しつづけています。 存分に読んだら、好きな写真を切り抜いてクリアファイルにいれ、ときどき眺めてにやにやしています。 それにしても、今月の江國姉妹の往復書簡は、ショーゲキテキな内容だった! 萩原朔太郎「猫町」。 金井田英津子さんの版画がすばらしすぎてぞくぞくする。 萩原朔太郎の原作は多くを語らないのだけれど、だからこそ、多くの人びとの想像力を刺激してやまないのだなあ。猫だけの街。 今年、町田康らが参加して作ったDVDも観てみたい。 眠る前に一時間、部屋を薄暗くして音楽を流し、フランキンセンスのアロマオイルを焚いて、入念にヨガ。 だいぶ呼吸が浅くなり、あちこちのチャクラが詰まっているようだった。 教室へ行けないときも、自分でちゃんと調整するようにしないとな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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