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テーマ:仕事しごとシゴト(23738)
カテゴリ:おしごと日記
きのう、主治医に書いてもらった診断書を持って、今朝は産業医と面談。
この人とは何だか相性がよくないみたいで、いろいろな思いをしてきたけれど、それも今日で最後。 この面談で、わたしは名実ともに「ふつうの社員」に戻る予定なのです。 腹に力を入れ、自分の周りにしっかりバリアを張って、面談にのぞむ。 上司も同席してくれて、頼もしい。 聞かれたことには簡潔に答える。 強い語調できつい言葉を言われたら、正面から受け止めず横に逸らす。 抽象的な質問には具体的に答えすぎてどつぼにはまらないよう、相手の意図を確認してから答える。 「すみません。ご質問の意味が、理解できないのですが」 冷静な問答が彼の波長に合ったのか、面談がすすむにつれ、彼の機嫌がよくなってくる。 見かねた上司も、助け舟を出してくれた。 彼女は、最初のころと全然変わってきた。 仕事にも積極的になったし、感性も若いし、勘がいいので助けられている。 焦らないで、もう少しここで安定した飛行を続けさせてやりたい。 こんな時代だから会社も変わってきているし、じっくり腰を落ち着けて自信をつけながら、進む方向を見きわめるのがいいと思う。 ありがたくて泣きそうになる。 上司のおかげでぶじ医者の許可が下り、職場に戻って報告。 実際には去年からふつうに働いているけれど、これで書類上も健康な社員と認められたことになる。 みんな笑顔で拍手をして「おめでとう」と言ってくれる。 全快祝いをしようね、って。 お祝いなんてとんでもない! みなさんにお礼をしなければならないのはわたしの方です。と思う。 ここであたたかく見守ってもらったこと、冷たい風から守ってもらったこと、一生、たぶん生まれ変わってもわたしは忘れません。 泣きそうになるけど、ここは会社なので泣かない。 感謝の気持ちは、仕事で返す。 それが、この場所のルール。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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