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テーマ:本のある暮らし(3315)
カテゴリ:読書日記
八重洲ブックセンター本店へ。
この巨大な本屋を探検して未知の本を発見したり、懐かしい本と再会したりすることは、大げさじゃなく、人生の大きな喜びのひとつ。 あちこちで足を止めて本を引き抜き、ページをめくりながら、館内をくまなく歩き回る。 あっという間に時間が過ぎる。 これは、森を歩くことにも似ているな。 呼吸して、インクのにおいが肺を満たすだけで幸せ。 活字の悪魔(いや、天使かな)に魂を売り渡したうら若き乙女。 途中、何やら長蛇の列ができていることに気づき、先をたどっていくと、綿矢りさのサイン会が!開かれていました。 彼女ははきはきと、にこやかで、美しく、まるでタレントのよう。 ああ、なるほどなあ。といろいろなことが腑に落ちた。 ふたたび本の森散策に戻り、あれもこれもと山ほどレジに持ってゆきたくなるのをぐっとこらえて、今日のところは3冊に絞る。 先日亡くなった池田晶子さんの「14歳からの哲学」と、尊敬する茨木のり子さん、石垣りんさんの詩集。 心躍る本や実用書なら、町の本屋さんや図書館でも出会えるから、ここでは、長く手にしてじっくり読み返したい本を選びました。 もし「本」というものが存在しなかったら、わたしの人生も、それどころかこの世界も、今とはずいぶん違ったものになっているだろうなあ! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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