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本読みのひとりごと

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読むこと、書くことが大好きなbiscuitです。
夫、元気すぎる2人の息子と4人暮らし。

新聞記者を経て、フリーランスライター/エディターに。

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biscuit5750@ Re[1]:木々との対話(09/12) >micoさん こんにちは!すっかりご無沙汰…
mico@ Re:木々との対話(09/12) bisさん、こんにちは。まずは次男くんのご…
biscuit5750@ Re[1]:さようなら、クウネルくん(01/27) >micoさん お久しぶりです! コメントを…
mico@ Re:さようなら、クウネルくん(01/27) クウネル。新装された表紙を見てお別れし…
biscuit5750@ Re[3]:子どもを持つことの不自由と、自由(11/17) >バーソロミューさん お久しぶりです! …

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2007.03.08
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カテゴリ:映画日記
同期のTちゃんに誘ってもらって、映画「バッテリー」の試写会を観てきました。
中学校入学を前に、家族で岡山県に引っ越してきた天才ピッチャー、原田巧。
そこで待っていた、キャッチャー永倉豪との出会い。
スポーツを通して少年が成長する物語は数あれど、1球のボールを通して結びつくふたりの心にここまでとことん焦点を当てた映画は、珍しいんじゃないかな。

巧くんの端正で孤独なたたずまいもさることながら、彼の超速球を正面からしっかり受け止めつづける豪ちゃんのどっしりした大らかな笑顔が、この映画の大きな魅力。
悩んだり、迷ったり傷ついたり、近づきすぎたりぱっと離れたりしながら、成長していくふたりひと組のバッテリー。
誤解をおそれずに言えば、熱烈な恋の物語でもある。

これは、本当に児童書なのか?
…って、あさのあつこさんの原作にキャッチコピーがついているけど、まさしく。
巧になりきったわたし、すっかり豪ちゃんに恋をしてしまった。
会場を出てTちゃんと別れても、胸の高鳴りがおさまらず。
さて。
永倉豪は誰かに似ているんだよなあ…と思いながら夜道を歩いていて、ふと、意外な人物に思い当たる。
ああ、そうか。そういうことか。なるほど。ふむ。

岡山のみずみずしい自然と、ぴかぴかの青空、少年たちの健やかな心がぴったり寄り添って、本当に美しい、元気の出る映画です。
明日10日から公開だそうなので、機会があればぜひ。





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Last updated  2007.03.09 15:31:44
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