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カテゴリ:読書日記
本日のお弁当。 合い挽きの甘辛そぼろといり卵、いんげんの三色ごはん。 五目豆。デザートはパイナップルです。 三色そぼろのお弁当って、何だか春を感じる。 午後もがんばって働くのだ! * 以下、追記。 午後、社内回覧用の書類を作って上司に見てもらいながら、ふと思う。 必要な項目を判断し、相手に伝わりやすい順序を考えて、一定の規則の下に配置、文章に組み立てる。 これは、記事を書くこととあまり変わらないのだよなあ。 というのも、わたしにとって文章は2種類しかなくて、興味のあることを自分の考えで書くか、興味のないことを必要に応じて書くか。 前者は、生業になるか否かにかかわらず、誰に何を言われても、炭と新聞紙しかない環境におかれても、一生やっていくだろうと思う。 でも後者は、得意だし嫌いじゃないけど、命を削ってまでやりたい仕事じゃない。 つまり、そういうことなんだよなあ。 それはさておき、今の仕事は、事務であり、経理であり、講師であり、秘書でもあり、企画であり、交渉係であり、記者でもある。 そういうふうに思えるってことはつまり、多かれ少なかれ向いているんだろうな。 * 明日は休日なので、うきうきと銀座教文館に寄りみち。 何を隠そう、カトリックの幼稚園に通っていたので、聖書や賛美歌や福音館書店には、並々ならぬ親しみと安らぎを感じてしまうのです。 池田晶子さんの本をもっと読もう、と思い、「人生のほんとう」を手にとる。 ふむ。きれいな装丁だな。 新しいのに古い本のような、なつかしさ。 えーと、これはどこかで見たことのある字体だぞ。 もしかして…と目次をめくっていくと、やはり。 「装幀 クラフト・エヴィング商會」の文字が! もともと好きな人が、新しく好きになった人とつながっていることを発見したときほど、うれしいことはなかなかない。 さっそく、連れて帰ることに。 子供の本コーナーで、背のひくい本棚の間をゆっくり歩いていたら、いしいしんじさんの新刊「みずうみ」を見つける。 ラストに近い文章をひとつ読み、これは必ず読まなければ、と確信する。 これはたぶん、いしいさんが書かなければならなかった物語なのだろう。 この子も、連れて帰る。 そして「クウネル」の最新刊、特集が「料理上手の台所。」で、今すぐ読みたくて気が狂いそうになるが、冷や汗をかきながらがまんして雑誌コーナーをはなれる。 なぜなら、わたしはクウネルを定期購読していて、それは実家に届くようになっているのです。 だから、週末実家へ帰るまで、腹に力を入れてぐっとがまん。 クウネルは、町にあふれる読み捨て雑誌とはちがうので、2冊買ってどちらかをぞんざいに扱う、などということはしたくないのです。 4階ギャラリーで、中原淳一小品展もみる。 カラフルで上品なお洋服たちを、乙女な気持ちでゆっくり眺める。 きれいだなあ。 こんなワンピース、生地から自分で作れたら、すてきだろうなあ。 春だもの。 わたしも、もっときれいな色のお洋服をたくさん着よう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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