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テーマ:ささやかな幸せ(6742)
カテゴリ:こころもよう
夢をみた。
劇場へ行く。 劇場そのものが舞台のように、さまざまな飾りやしかけをまとっている。 円形に配置された客席は満員。皆ぎゅうづめに座っている。 演目はコンサートのようで、人形劇でもあり、演劇のようにもみえる。 クラフトエヴィング商會がプロデュースしたような、大貫妙子の歌のような、イートハーヴォを現実にしたような世界。 わたしはとても満ち足りた気持ちで、隣に座った恋人と時々ほほ笑み合う。 客席のざわめき。寄せては返す、波のようだ。 目が覚めたら、すごく静かな気持ちだった。 この夢はいろいろな意味で、これからわたしがすることを象徴しているように思う。 * 新人さんたちが入社してきて、研修がはじまる。 忙しく働きながら、自分の4年前を思い出し、できるだけひとりずつと話をする。 それにしても胸がむかつき、胃がきりきりする。たまに吐き気がこみ上げる。疲れているなあ。 夜中に帰宅。 コンロの隅に立てかけた、使いさしのごま油の瓶。洗い物が済み、鈍く光るシンク。飾り棚の水晶玉。 ああ、うちは安らぐなあ。 熱いお風呂にざぶんとつかる。気持ちよくて、ぷはーっとため息が出る。笑いだしたくなる。足の指の間をていねいにマッサージする。わっはっは。 お風呂に入りながらことこと煮ていた中華風おかゆを、ひとくちずつゆっくり食べる。 自分をいたわり、暮らしを守る、小さな愛のひとつひとつ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.04.06 14:48:47
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