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本読みのひとりごと

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読むこと、書くことが大好きなbiscuitです。
夫、元気すぎる2人の息子と4人暮らし。

新聞記者を経て、フリーランスライター/エディターに。

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biscuit5750@ Re[1]:木々との対話(09/12) >micoさん こんにちは!すっかりご無沙汰…
mico@ Re:木々との対話(09/12) bisさん、こんにちは。まずは次男くんのご…
biscuit5750@ Re[1]:さようなら、クウネルくん(01/27) >micoさん お久しぶりです! コメントを…
mico@ Re:さようなら、クウネルくん(01/27) クウネル。新装された表紙を見てお別れし…
biscuit5750@ Re[3]:子どもを持つことの不自由と、自由(11/17) >バーソロミューさん お久しぶりです! …

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2007.07.14
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カテゴリ:読書日記


銀色夏生「月夜にひろった氷」を読む。
銀色さんの詩は、月の光を編んでつくったほそいほそい銀の糸で、言の葉をそっと結び合わせた一帖の刺繍。
とても繊細につくられているので、ページをめくる指先にも、ため息をつくのにも気をつかう。

詩集の最初に置かれた「ポケットの中で 星が揺れたので」は、子供のころ「みんなのうた」で聴いて、ずっと心に残っていた曲の歌詞だった。
銀色さんの詩だったのか!
うれしい驚き。
懐かしく新鮮な気持ちで、何度も読み返す。

「こおろぎの散歩道」「甘い形のお菓子」「閑静な思いつき」「あこがれ」がとてもよかった。
エッセイ「人生の山」の一節を読み、がーんと頭を殴られたようなショックを受ける。
それはこんな書き出しではじまる。

 *

 好きな人に対しては、憧れと尊敬のまなざしでいること。
 そのままずっとそれを保つこと。
 憧れと尊敬の気持ちを保てなくなったら、それは自分の限界。





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Last updated  2007.07.15 21:53:30
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