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カテゴリ:花嫁日記
結納。
午前中、みんなより先にホテルへ入って、振袖の着付け。 ナーバスな気分がつづいていたのだけれど、お昼の新幹線で両親と妹が着いて、気持ちがすこし和らぐ。 美容師さんが、髪形もお化粧も、着付けもすばらしく仕上げてくれた。 こんなに華やかでかわいい帯の結びかた、初めて見たよ! 最後に、帯揚げの端っこを結んで、お花を作ってくれました。 「かわいいー!」と妹とふたりで叫ぶ。 午後、結納式。 お互いの家族とホテルの人しかいないのに、やっぱり緊張します。 妹はわたしの専属のカメラマンみたいになって、「お姉ちゃん、かわいい」と言いながら、わたしの写真をたくさん撮ってくれた。 やさしいこ。 式が終わって、会食。 おなか周りをぎゅうぎゅうに締め上げられているというのに、ビールをのみ、くすくす笑い、松花堂弁当をむしゃむしゃ食べる花嫁。 「お姉ちゃん、うれしそうだね」と妹。 ああ、そうなんだ。 わたし、幸せそうな顔をしているんだ。 夕方、ドレスと着物試着。 カーテンの陰で着替え、外へ出ていくたびにみんな(両親と妹、くま)が歓声を上げて写真を撮ってくれる。 くまは「きれい」とか「かわいい」とか言わないけれど、新しいドレスを見るたび、嬉しそうに顔を輝かせるので、わたしは何だか泣きたいような気持ちになる。 ウェディングドレスとカクテルドレス、白無垢に色打掛も着ることになりました。 (こちらでは、ごく標準的な枚数です) お色直し4回! 披露宴はやらなくていい、と豪語していた半年前のわたしはいずこへ… 夜はくまの家族とわたしの家族、みんなでおいしいお寿司をいただき、ホテルに帰って、ひさしぶりに母と妹と3人で話す。 この世界に、わたしが何をしても絶対味方でいてくれる人たちがいるのは、なんて心強い奇跡だろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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