596418 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

本読みのひとりごと

本読みのひとりごと

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

Free Space

読むこと、書くことが大好きなbiscuitです。
夫、元気すぎる2人の息子と4人暮らし。

新聞記者を経て、フリーランスライター/エディターに。

Profile

biscuit5750

biscuit5750

Comments

biscuit5750@ Re[1]:木々との対話(09/12) >micoさん こんにちは!すっかりご無沙汰…
mico@ Re:木々との対話(09/12) bisさん、こんにちは。まずは次男くんのご…
biscuit5750@ Re[1]:さようなら、クウネルくん(01/27) >micoさん お久しぶりです! コメントを…
mico@ Re:さようなら、クウネルくん(01/27) クウネル。新装された表紙を見てお別れし…
biscuit5750@ Re[3]:子どもを持つことの不自由と、自由(11/17) >バーソロミューさん お久しぶりです! …

Rakuten Card

Archives

2024.11
2024.10
2024.09
2024.08
2024.07

Category

2007.08.03
XML
カテゴリ:読書日記


江國香織「日のあたる白い壁」読む。
オキーフの桃。
マティスの青。
ゴッホのカフェテラス。
カサットの女。
色と光が印象的な絵ばかりで、うっとりと眺める。
眺めては江國さんの豊饒な文章を味わう。至福。
いわゆる評論ではなくて、好きな絵画をめぐる私的エッセイになっているところが愉しい。
絵について書くことは、もちろん自分について書くこと、と江國さん自身も書いているけれど、ほんとうにそう。
美術館に出かけて、何も持たず全身の感覚を澄ませて1枚の絵の前に立つことは、わたしと対峙すること、自分の深淵をのぞき込むことだもの。
思い立って絵はがき帳を開き、ゴッホのカフェテラスの絵を取り出して、手帳に入れてみる。
石畳の道でステップを踏む、ほろ酔いのフランス娘みたいなあの気持ちをいつでも思い出せるように。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2007.08.07 11:42:58
コメント(0) | コメントを書く
[読書日記] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.
X