|
カテゴリ:こころもよう
少し長く家を空けるので、いつもよりていねいに掃除。
水回りを磨くと、感情への執着が薄くなる気がする。 洗濯が終わったところで、戦友hから電話。 いつもの銀座アフタヌーンティーにおさまって、ケーキセットをいただく。 お互いの表現について夢中で話し合う。 恋も愛も男も女も、一瞬にして頭から消え去るほど集中して、時間も忘れて。 変化はこわい。 別れは悲しい。 けれど書こう。 わたしには言葉がある。ペンも紙もある。 三省堂に寄りみちして、小川洋子と吉村昭、斎藤美奈子の文庫を買う。 家に帰って、手紙を書く。 わたしは手紙が好き。 重要なことを伝えるんじゃなく、とりとめのない、書いても書かなくてもいいようなことが、きりっと引き締まったむだのない文体で書いてあるのが好き。 ラブレターは、最高の文章修業、とhが言っていた。 だとしたらわたしたちは、世界に向けてラブレターを書けばいいんだな、これから。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[こころもよう] カテゴリの最新記事
|