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テーマ:☆花火大会☆(1226)
カテゴリ:花嫁日記
朝の新幹線でくまの実家へ。 着いてすぐ、くま家代々の墓にお参りをする。 くま家の周りは同じ名字がすごく多いので、並んでいるお墓もほとんど同じ名前。 次に来るとき、間違えないようにしなくちゃ。 くま家に嫁にきたbisです、よろしくお願いします。と手を合わせてあいさつ。 午後、くまの高校時代のお友達(消防士さん)と3人でお昼を食べる。 くまの奥さんになってから、お互いの家族以外の人にふたりで会うのは初めて。 今回の旅の大切な目的のひとつは、くま家の親族やくまの友達に会って、結婚式が初対面、という人を減らすことなのです。 入籍して、わたしは精神が安定したみたい。 初めての人に会うときも、前ほど身構えなくなった。 肩の力が抜けて、深く息ができる感じ。 これは、結婚してよかったことのひとつ。 夕方から花火大会を見にゆくので、コンビニでビニールシートと虫よけスプレーを買う。 山道を抜けて、まずは場所とり。 どこが見やすいか、その辺の人に聞いてみよう、とくま。 恥ずかしいからやめようよう、と人みしりのわたし。 くまは構わず、隅っこに陣取っていたおじちゃんおばちゃんにずんずん近づいていき、「この辺りでも見えますか?」なんて訊ねている。 「みんな鉄橋の向こうまで行くから、あっちはすごく混んでいるけれど、この辺でも十分見えるんだよ」とおじちゃんたちは親切に教えてくれた。 もちろん全員じゃないけれど、東京に比べ、この土地の人たちがゆったり余裕を持って人に接しているように感じるのは、たぶん気のせいじゃないと思う。 視界の開けた土手の上にビニールシートを広げ、屋台村で食糧を確保。 焼きそば、たこ焼き、おつまみの焼き鳥。 くま父さんと母さんも後から来ることになっているので、4人分どっさり買い込む。 どんどん日が暮れて、目の前で花火が始まる。 夜空にひらく、色とりどりの光。 おなかの底から突き上げられるような音。 最後に「ジジジ…」と鳴る花火が、わたしは好き。 下の川では、花火大会と一緒に灯籠流しもやっていて、花火が途切れたとき川に目を落とすと、大輪の花の下を蛍が舞っているみたい。すごくきれい。 こんな気持ちいい場所で花火を見るのは、東京では至難のわざだ。 わたしはとても感動したのだけど、大曲のものすごい花火を見慣れているくま家族は、今ひとつ感動が薄いみたいだった。 贅沢にも、環境や風土によっていろいろな種類がある。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.08.21 16:44:42
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