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テーマ:本のある暮らし(3316)
カテゴリ:読書日記
雨。
朝、母と「ちりとてちん」を見てげらげら笑う。 そのために、どんなに遅くても8時すぎには必ず布団から出るようになったわたし。 母はできるだけ早く見るために、7時半に起きてBSで見ているらしい。うう、負けた… このドラマの映像とせりふ回しの歯切れよさ、落ちこぼれの女子(妄想癖あり)と、女心はまったくわからないが信じた道を一直線という男子の組み合わせ、何やら少女マンガのセンスを感じる。 午後からさらに本屋欲を満たすべく、神保町へ。 東京堂書店。三省堂本店。古本屋街のそぞろ歩き。 6時間くらい立ちっぱなしで、あちこちの棚をぐるぐる見て回る。 途中、雨がひどくなったのでスターバックスでひと休み。 須賀敦子さん「ミラノ 霧の風景」をじっくりと読んでうっとりする。 控えめなのに、深いところからどうしようもなく立ち上がってくる本物のきらめき。 このひとの言葉は、なんて美人さんなのだろう。 いい加減、本屋で背表紙をあれこれ眺めるのに疲れ、「もうたくさんの本はいらないから、部屋にこもってただ1冊の本をじっくり読みたい」と心の底から思ったところで、本日の本屋めぐりはおしまい。 締めくくりに三省堂の地下「放心亭」で名物のロールキャベツをいただく。 壁一面に、文人のサインが並んでいて、眺めるだけでも愉しい。 さて。 明日、北国へ帰ります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.11.05 00:14:46
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