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テーマ:最近観た映画。(40139)
カテゴリ:映画日記
海に行きたくて、旅をしたくて、でもこの夏はむずかしそうだなあ…と思っていたら、くまが「めがね」のDVDを借りてきてくれた。 「めがね」は荻上直子監督はじめ、キャストやスタッフも大好きな「かもめ食堂」のひとがたくさん集まっていて、ずっと観たいと思っていた映画なのです。 春の海。青い青い海。白い砂。 青と白の中にすっと一点、赤い色の使い方が印象的。 主人公タエコのかばん、ブローチ、毛糸。 それから波の音。 ちょこちょこ庭を駆ける柴犬。 おいしそうなごはん。 ああ、いいなあ。 与論島の景色を画面で観ているだけで、気持ちがひろびろとする。 フードスタイリストをつとめる飯島奈美さんのつくる「ふつうのごはん」のおいしそうなこと! 人生を変えるかき氷、わたしも食べたい。 かき氷屋のさくらさんの言う「あせらないことが大切」という言葉、映画を観てから、ときどき思い出して自分でも唱えてみる。 あせらないことがたいせつ。 * 田舎で暮らしはじめてから、体がどんどんゆっくりになっていくのを感じる。 呼吸も、話しかたも、食べるのも、生きるのも。 あせらないことが、たいせつ。 3回繰り返して「めがね」を観たら、いつの間にか、「海へ行きたい欲」が満たされていた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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