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2008.11.10
テーマ：ささやかな幸せ(6742)
カテゴリ：こころもよう
くもり。
週末から、ぐっと寒くなった。 わたしの誕生日は「立冬」と重なることが多いので、自分が年を重ねることと、冬の訪れがいつの間にか同義になっている。 冬ぐもりの日は、あたたかい部屋でココアを片手に本を広げたり、一日美術館にこもって絵画をみるのにむいている。お昼には売店で買ったサンドイッチをかじったりして。 ＊ 何人かの大切な人たちが、誕生日を祝ってくれた。２８回め。   またひとつ大人になってうれしい、とはいつの間にか思わなくなった。 代わりに、年を重ねても変わらず寄り添ってくれる人たちがいることを、ありがたいなあ、としみじみ思う。 大人に比べて、子どもの時間の流れがゆっくりなのは、まだ「時間」というものが正式にスタートせず、今この瞬間を生きているからだ、というようなことを、哲学者の池田晶子さんが書いていた。  過去でも未来でもなく、現在を生きるということを、この一年は考えてみようと思う。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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