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テーマ:温泉について(1678)
カテゴリ:雪のある暮らし
時計の針が戻りますが、年末、くまと湯西川温泉へ行きました。 そのとき写真を撮ったこと、インフルエンザですっかり忘れていたのです。 ひさしぶりにカメラをたしかめて「あっ」と思いました。 それがこの雪景色。 * 湯西川は、鬼怒川のさらに奥。鬼怒川温泉駅を過ぎると、急に雪が降ってくる。 降りはじめの雪だから、まだ木のかたちが雪に埋もれていなくて、枯れ木に白い花が咲いたようで綺麗。 雪が降ってしまうと、外気は刺すように冷たいが、身にしみるように寒くはない。 露天風呂のお湯は熱く、ちらつく雪がひんやりして気持ちいい。 夕食までのあいだ、浴衣に着替え、囲炉裏を模した窓辺のテーブルにほおづえをついて、ぼーっと雪をみる。 窓が川に面しているから、とても見晴らしがいいのだ。 灰色の雲がたれこめて、あっという間にあたりが暗くなる。 でも、積もった雪があるから日が落ちても明るい。 雪の結晶が、すくない光を反射させるからだろうか。 雪は、日々の暮らしの中にあると大変なものだけれど、こうして別の場所で、あらためてみると何だかほっとする。 わたしはやっぱり雪が好き。雪はいつだってなつかしい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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