|
テーマ:ささやかな幸せ(6742)
カテゴリ:こころもよう
最近、うれしかったこと。
バスに乗っていたら、前の席の女性に抱かれた赤ちゃんが、にぱっと笑いかけてくれた。 駅までずっと、赤ちゃんといないいないばあをしたり、ほほ笑みあってすごす。 一日じゅう、幸せなきもちだった。 別の、風のつよい日。 バス停でバスを待っていたら、前に並んでいたおばあさんに「今日は寒いわね」って話しかけられた。 お天気の話や、バス停に置かれた忘れもののマフラーの話など交わすうち、おばあさんがわたしを見て言った。 「あなた、すてきね。けばけばしくなくて、すっきりして、とてもいいわ」 いえいえ地味なんです…とけんそんしたけど、結構うれしかった。 あたらしいコートのおかげかな、なんて後から思い出したりして。 その日は一日、ちょっと背すじをのばして歩きたいきもちだった。 去年の秋から基礎体温をつけている。 婦人科検診を受けたとき、お医者さんにすすめられたのです。 用意するのは、薬局やドラッグストアでも手に入る婦人体温計だけ。 朝、目がさめたら、起き上がらずにそのまま体温計をくわえ、待つこと5分。 紙に書いてもいいのですが、わたしはここに登録をして、web上で記録しています。 自動でグラフを作成してくれるし、オギノ式計算もボタンひとつでOK。 「排卵期です」「月経期です」などとメールも届けてくれて、とっても便利です。 つけ始めてわかったのだけど、基礎体温ってすごい! 基礎体温がすとん、と下がるとホントに生理がくる。 今まで「なんとなく」しか把握していなかった体の周期がきちんとわかるので、体調や気分の波があってもあわてない。 たとえばつまらないことでくまにけんかをふっかけそうになるとき、「あ、そうか。黄体期だ」と思うと、すこし気持ちが落ち着く。 PMSや生理痛でゆううつなときも、「2、3日後には卵胞期に入るはず。そしたらがんばろう」とのんびりできる。 最初は基礎体温だけだったのが、だんだんおもしろくなって、天気や睡眠時間、食事内容や運動もつけるようになった。 天気と体調、生活習慣と体調の相関関係も視覚的にわかる。 女性の体ってほんとにおもしろいなあ。 どこか遠いところじゃなく、今ここにある神秘。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[こころもよう] カテゴリの最新記事
|