|
カテゴリ:読書日記
クリスマスシーズンがやってくると、かならず読みたくなる絵本。 クリス・ヴァン・オールドバーグ作、村上春樹訳、『急行「北極号」』 わくわくして、なかなか眠れなかったクリスマスイブの夜、 クリスマスの朝、いつもより早起きして、プレゼントの包みを見つけたときのときめき。 「北極号」は、子どものころの気持ちを、昨日のことのように鮮やかに思い出させてくれる。 なんと言っても、オールドバーグの絵が美しい。 奥行きがあり、今にも動き出しそうで、けれど、現実とはどこか違う、ふしぎな夢の世界。 1枚ずつの絵を、いつまで眺めていても飽きない。 どの絵も、あたらしい物語が始まりそうな予感に満ちている。 ちびくまがもう少し大きくなって、「サンタクロースはいるの?」と聞かれる日が来たら、この本を手わたしたいと思っている。 小さな銀の鈴と一緒に。 読書日記 ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.12.06 22:28:02
コメント(0) | コメントを書く
[読書日記] カテゴリの最新記事
|