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カテゴリ:読書日記
明けましておめでとうございます。 お正月休み、ゆっくり過ごせましたか。 わが家はクリスマスを熱海で過ごし、年末はくま両親とスパリゾートハワイアンズで南国気分を満喫。お正月はわたしの実家に帰省してきました。 すっかりおしゃべりが上手になったちびくまは、旅のあいだ中「なんかたべたいなあ」を連発。 おじいちゃんおばあちゃんに、好物の果汁グミと野菜ジュースをもらってご満悦でした。 個人的には、昨年中の出会いが芽吹いて、いろいろと新しいことが始まりそうな予感。 のんびりと、移り変わる景色を楽しみながら、歩いていきたいと思います。 2014年最初の読書は、高山なおみ『気ぬけごはん』。 『暮しの手帖』連載のエッセイ&レシピをまとめたもの。 高山さんのレシピにはひとつずつストーリーがあって、作り手の人生や、そのときの気持ち、窓から見える景色まで、全部がひと皿に載っている。 まっさらな鼻と舌で感じたあれこれをありのまま綴った文章は、武田百合子さんに通じるものがあると思う。 高山さんのレシピを読むと、とにかくお腹がすく。 日々ごはんを食べるということは、食べ物が持つ有形無形のエネルギーを体に取り込み、生きる力に変えること。 目に見えないエネルギーをつかまえるコツが、本書のいたるところに散りばめられている。 「気ぬけ」のレシピから、まずは冷蔵庫に残ったお正月のハムで、ミネストローネを作ってみようかな。 読書日記 ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.01.05 16:09:54
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