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本読みのひとりごと

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読むこと、書くことが大好きなbiscuitです。
夫、元気すぎる2人の息子と4人暮らし。

新聞記者を経て、フリーランスライター/エディターに。

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biscuit5750@ Re[1]:木々との対話(09/12) >micoさん こんにちは!すっかりご無沙汰…
mico@ Re:木々との対話(09/12) bisさん、こんにちは。まずは次男くんのご…
biscuit5750@ Re[1]:さようなら、クウネルくん(01/27) >micoさん お久しぶりです! コメントを…
mico@ Re:さようなら、クウネルくん(01/27) クウネル。新装された表紙を見てお別れし…
biscuit5750@ Re[3]:子どもを持つことの不自由と、自由(11/17) >バーソロミューさん お久しぶりです! …

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2014.06.26
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カテゴリ:読書日記


だれも教えてくれなかった ほんとうは楽しい仕事&子育て両立ガイド』という本を読む。

著者は、保育園へのお迎えつき夜間保育&学童保育所あっとほーむ(晩ごはんを食べ、お風呂に入ることもできるそう!)を運営する小栗ショウコさんと、
松蔭大学で女性のキャリアについて研究しながら、仕事と子育てを両立してきた田中聖華さん。

スーパーウーマンじゃない、ごくふつうの女性が育児と仕事を両立していくための、肩の凝らないアドバイスがたくさん紹介されていて、「ほっ」とする内容。

最後の章、放課後の長い時間を「あっとほーむ」で過ごしてきた子どもたちの「あっとほーむはどんなところ?」という質問の答えが、泣けた。

「しつけもしてもらった。小栗さんはあきらめない。言うことを聞かなくても、ダメなことは、ダメだとわかるまで、ずーっと教えてくれた人。」

家族のほかに、本気で自分を思ってくれる人がいると感じながら育った子どもは、社会に出ても人を信じられるだろうし、困った人に手を差しのべることができる大人になると思う。

それから、このくだり。

「子どもがママに求めるのは、笑顔でぎゅ~っと抱きしめてもらい、今日1日の出来事をゆとりを持って聞いてもらうことです。たまにはスーパーで買ったお惣菜でもいいし、納豆ご飯だけでもいいんです。

1日くらいお風呂に入らなくても、それでママが笑顔で自分の話を聞いてくれる時間ができるなら、子どもにとってこれほど嬉しいことはありません。」

できないことを数えてイライラするとき、わたしはたいてい子供の顔を見ていない。
そんな母親を、息子は心配そうな顔でじっと見守っている。
「お母さん、大好き」と言ってくれることもある。
それはたぶん、お母さんの笑顔が見たいから。

完璧じゃなくてもいい。部屋が多少汚くても、ごはんのおかずが一品少なくなってもいい。
子供の顔を、ちゃんと見よう。
「今日は何をして遊んだの?」って話しかけよう。
それができないくらい追いつめられているときは、誰かに助けを求めよう。
声を上げれば、助けてくれる人は必ずいる。

そんなことを、あらためて思わせてくれる本だった。







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Last updated  2014.06.26 09:56:41
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