花粉症の抑制効果もある「じゃばら」

Sep 26, 2007

テーマ：いいもの見つけたよ(20268)

「じゃばら」といっても、はじめて聞く方も多いのではないかと思う。

じゃばらは、和歌山県北山村でしか生産されていない貴重な幻の果実だ。

ユズやカボスと同じ柑橘類の一種で、じゃばらの名前は「邪気を払う」ことに由来している。

じゃばらは、酸味と甘みのある豊富な果汁が特徴で、皮が緑色でライムのようである。

現在は、わずか１５戸の農家が年間８０トンのじゃばらを生産しているが、

生産を中止しようかという声が上がっていた時期もあるという。

じゃばらがブレイクしたのは、2001年にはじめたネット通販。

村が自立するための最後の賭けだった。

「じゃばら」に含まれる「フラボノイド」が花粉症の抑制効果があると注目されはじめた。

じゃばらは、花粉症に効果があるといわれ、平成13年3月(北山村販売ｾﾝﾀｰ実施）、

14年2月(北山村販売ｾﾝﾀｰ実施）に行ったモニター調査では約半数の方が花粉症に

効果があったと回答があった。

平成15年9月には和歌山県工業技術センターより、

じゃばらがアレルギーの原因となる、脱顆粒現象の抑制を期待できる

ことが日本食品学会において発表されている。

毎年１１月後半から収穫されるが、じゃばらは年間を通して加工品のジュースや石鹸など多彩な商品郡がある。
幻のじゃばら、紀州・熊野のこだわりの味をお届けする北山村販売センター


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