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テーマ:DVD映画鑑賞(14218)
カテゴリ:映画・DVD・ビデオ・Music
シーズンオフは、時々DVDでも観てシーズンインを待つ。
時々レンタル店で気になっていた「日本以外全部沈没」。 手にとって見てみたら、小松左京の『日本沈没』をモチーフに 筒井康隆が書き上げたパロディ小説だということが分かる。 筒井康隆は、学生の頃に一時はまってしまったことがある。 「家族八景」「七瀬ふたたび」「時をかける少女」「心理学社怪学」など、 サクサク読んだ記憶がある。 筒井康隆の文章には、ある種の毒気がある。 漫画のようについ「クスッ」と笑ってしまう場面や 空想でありながら、現実味が濃厚で味わい深い。 さて、今日見た「日本以外全部沈没」は映画としては、 かなり予算をケチってしまった。 言うなれば、あの「トラック野郎」が崖からジャンプするようなシーンを 想像できる方には分かってもらえるだろう(笑)。 どんどんエスカレートしていく筒井康隆流の話は、 活字を読んで頭の中で想像するほうが 実写よりもパワフルかもしれない・・・。 本当に時間が余っていたら、もう一度筒井康隆ワールドに浸ってみたいものだ・・・。
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