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読書とパイプの日々

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テーマ:本日の1冊(3697)
カテゴリ:今日読んだ本
海野十三原作、ゆずはらとしゆき著

小学館 (2007/6/19)
ISBN-13: 978-4094510133

評価(★★★→無印→☆☆☆7段階評価):☆☆

日本古典SFの傑作、「十八時の音楽浴」と「火葬国風景」を合わせて翻案したもの(著者本人の命名では『跳訳』だとか)

元は独立した2つの短編だったものを上手く繋いでいるのと、大正・昭和初期のエロ・グロな妖しい雰囲気を上手く漂わせているので☆二つとしました。

『火星の土方歳三』/吉岡平のように、人の架空世界で遊ぶのも楽しいですが、この作品のように換骨奪胎物も新しいジャンルを開くのではないでしょうか

原作は青空文庫で読めるそうです。という事は、著作権切れですね。

あと10年もすれば、大物作家も著作権切れが増えますので、この手の話は増えるのかな?





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Last updated  2007.06.25 10:59:02
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