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テーマ:親の介護を考える時(8)
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母の具合はますます悪くなるが、原因不明で検査につぐ検査。
最初こそこちらの支援に感謝していたが、今では当たり前。 しかも思うようにならないいらだちからか言葉がきつい。 これでは私も限界を間もなく迎える。 ・・ということで一足先に親の介護を経験している友人に相談した。 申請は一応しておく方がいい、と。 申請が通るまで一カ月先。 介護保険を支払っているのだから受けられるサービスは受けた方がいいらしい。 私がしていた家事支援のサービスも私がするよりも母にとっても気が楽かもしれない。 私も精神的にいっぱいいっぱいだし。 市役所に問い合わせると親の後期老人保険証とかかりつけの病院名、 主治医のフルネームを記入すれば申請できるという。 さっそく今日の予定は全部キャンセルして実家へ行く。 すると・・・。 実家とも私とも縁を切っていた弟より母にメールがあり、弟がマッサージに 来てくれるという。 目が悪くメールができないのに母は弟にはメールをしたのだ。 弟は医者ではないが医療系の関係者で今回の事は母の処方された薬がよくなかったとか、 専門家しかわからない専門用語が羅列されたメールですっかり母を心酔させてしまった。 何より母は長男に心配してもらったことがうれしかったようだ。 弟は実家が嫌いで、親を捨てて遠方に住んでいる。 複雑な経緯があるが、私が実家のそばに住むことをよしとしなかった。 実家も私も忘れようとしていたことだった。 それだけにこんなに私が骨を折って調べた申請をいらない、と。 今まで時間を割いて家事支援してきた私より、美味しいところだけさらおうと する弟が勝ったのだ。 医者でもない人間のマッサージで治るなら通院にかかった苦労はなんだったのだろう? 帰ろうとしたが父の懇願により代理で市役所に申請に行く。 何とも後味が悪い。 老人介護の難しさはこれなんだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012年03月16日 15時40分44秒
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