昨日雨も降るし、お出かけもできなかったので、先日の長女のピアノの稽古で、必要なのだとわかったピアノの足置き台を作ることにした。鍵盤に椅子の高さを合わせると足がブラブラ、それでもいいのか、と思っていたが、先生の指導を見ていたら足の踏ん張りも必要なようだった。買うと結構高い、ペダルを踏むなら延長が付いたやつになるが、それはさらに高い。聞くとペダルは今は必要ないとのことで、それなら簡単だと作ることにした。
家に転がっている適当な廃材を見つけ、それをどこのご家庭にもある電動鋸で切っていきます。ちょっと大きい廃材だったので、その一つで天板、サイドの脚部分が作れるようサイズを決めて、切りました。しかしこの廃材、年代物で板はちょっと反り、表面も荒れています。切った後、次男長女にも手作り感を味あわせようと、やすり掛けを依頼。これがいい加減、仕上がりに影響するのに、お構いなしです。本当はどこの家にもある電動サンダーでやれば、もっときれいにできるのですが、売るわけではないので良いことにします。
天板に脚を長いビスで留めて行きます。しかしこれだけでは体重をかけるとダメなので、そこらに転がっている角材で補強します。形はできましたが、いかんせん見た目がよろしくない。ピアノの前に置くには、やはり、ピアノと同じ艶あり黒で塗りたいところ。どこの家にもある黒の缶スプレー・・・、使い切って無くなっていたので、これは買いに行きました。早速塗装。何度か塗り重ね、しかし、やすり掛けがいい加減なので、ピアノみたいにテラテラにはなりません。しまった、電動サンダーでやるべきだった!!と思いましたが、後の祭り。仕上げにクリアをかけてできたことにしました。
例えると、古い木造船を塗り替えたような出来栄え(笑)。作ったばかりなのに、すでに何年も使ったような風格があります。先の脚の高さ調整を考えるともう少しやり方はありますが、今回は作ったその日に使うという気の短い計画だったので、こんなところでおしまい。