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カテゴリ:VOX
午前中の仕事を終え、午後はついに気になっていたVOXの冷却水を交換しようと思い立ち、早速また右カウルを外していたらV7一家がやってきた。何でもカブ90を今日引き取りに行かれるとのことで、うちのカブも見ていただけるとのこと、早速エンジンをかけ試乗、他人が運転するあのマフラー音を聞くのは初めてで、やはり少し大きめの音であった。まあいいだろう。いろいろ寒いのに野外で申し訳なかったが、お話しいただき、お帰りになられたので、VOXに取り掛かった。ラジエターカバーを外すと上の写真のように、左下辺りに埃が詰まっていた。このラジエターフィンというやつはいたって繊細で、何で触ってもすぐ曲がる。ガムテでそっと当てるもほとんど効果なし、エアーも強いと曲がるだろうしと、水を掛けたら事態は悪化、取りにくくなり、細いマイナスドライバーでフィンを曲げないようにそっとほってみるもなかなか取れない。適当で切り上げ、ラジエターの下についてあるプラスチックネジのドレインを外そうとプラスドライバーでチャレンジするも堅くとまっており、ねじがバカになりそう。丸い形状なので他に適当な工具もなく、ネジザウルスで外回りをつかんではちょっとずつ外すという荒業に出た。プラスチックなので当然のように周囲が痛む。たぶん液体ガスケットみたいなものも使われていたのだろう。やっと外すことができた。出てきたクーラントは薄緑でくたびれ気味であった。しばらくは交換していないのが明らかだ。リザーブタンクも下限であったし。 リザーブタンクは右ステップのふたを外せば上側が出てくる。そこのゴムパイプを外して中を出そうと思ったが、これが固着気味でしかも手がよく入らず力が入れられない。無理するとどこか壊れそうなので、あきらめてスポイトで吸い出した。その上で水を入れ、再度吸出しすすぐ。ラジエター本体も水ですすいだ。 入れるクーラントは信頼のヤマハ純正ロングライフクーラントだ。いろんな方のページの予備学習で、安いホームセンターのものなどは、2年後錆びてきていたなどの証言もあり、純正を選んだ次第だ。容量については、さる方のページで総容量500、予備タンク250とあったので、750要るのかと、400のペットボトルに2本作った。しかし、入れてみるとラジエターに200、予備タンクに200くらいで事足りた。あとから調べると結局総容量で500あればいいようだった。多少残っていたのでこの容量で足りたのだろうが、もう1本作ってしまった。ドレインがぐずぐずなのと、ねじ穴に液体ガスケットの残りがたぶん絡まり、ねじを締めるのもきつかったので、もう一度やり直すのはかえってリスクが高い。ねじ穴をきれいにするやつと、新しいドレインプラグが手に入ったら考えよう。 ラジエターのホース類も新品にしたいところだが、ステップ辺りのカウルも外さなければならず、面倒そうなので、漏れがないことを確認して、今回はやめた。 長男にやらそうと思っていたが、ねじ1本締めるだけであっというまにねじ穴をバカにするバカ力の持ち主に、繊細な作業をやらせる気にならず(笑)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年03月16日 06時10分08秒
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