業界の人事は腑に落ちないところがある。かつては年功序列、各地の大御所から順次で、かなりお年を召されて引退、次というような感じだった。これが、最近はどんどん若返り、しかし、この度の任期満了においては、十分若返っているし当然留任ということでいくのだろうと思っていた。しかし突然の電話、役員2名が退任され、補填にあてたとのこと。ハッ!?予想外突然すぎて、断る言い訳も思い浮かばなかった。
以前はこのための会議に籍を置いていたが、どうもこれでいいのか?という部分がある。世の中の他の業界を知らないのだが、その人事を決める会議までには、何の音沙汰もない。その会議に出たところ、いきなり役員さんや長が、今期でやめるとか言い出す。その意向はその会議の時までわからないので、地区では事前に会議で諮ったとしても、留任でいいんじゃない?的なことしか決めてこれない。
そしてその場で選考委員会が組織され、だれを補填に充てようかということになる。結局その場にいる人たちの意見でしかなく、数十分の間に決めなくてはならない。事前に全然情報がなく、考えてもいなかったことを急にその場で思いつく人の中から決める。これでいい人事ができるのだろうか?。
退任を申し出たらそれは尊重するようだ。少ない人数の場合は、まだなんとかなるようだが、これが大勢言い出したら、このシステムのままで対応できるのかな?。せめて退任を考えられている役員さんは、3か月くらい前には意向を表明し、それを受けて、留任、退任、次期人事をそれぞれの地区などで話し合い、それをもって選考委員会で選考としたほうがいいのではないのか?。
というのは、各支部長とこの役員は兼任できないことに規約が変わってしまった。各支部の人事にもこれは関係するのだ。大体支部長に選ばれるような人は、役員をされるにふさわしいような人も多いと思われる。当支部でも1月の新年会時には、次期人事をすでに決めた。それが、役員に3月になってからいきなり指名されると、支部の人事が根底から覆されることになる。当の支部長は役員に指名されたとしても、次期支部長が支部で決定されていると、断らざるを得ない。役員としてふさわしいと選考された人が、選ばれず、次点、次次点の人まであたって、やっと見つかることになる。
ということで、びっくりした話。
それとは別に今日は長女の中学の卒業式。公立高校の合格発表は15日。それより前に卒業だ。
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