|
テーマ:キャンプじゃない旅(124)
カテゴリ:グルメ?
皇居の大手門前の交差点を渡ったのが、12時。今回の旅は日帰り強行軍。あとは昼食食べて帰るだけ。出発前、せっかくの東京だから、何か東京名物はないか?と探してみた。条件は東京駅周辺の歩いていける距離にある店。そういえば関東で関東風のうなぎを食べた覚えがない。関西との違いをここは本場?東京で味わうのも良いだろう。某ログで駅周辺で高評価の老舗を見つけた。産地、養鰻場にこだわり、時期などにより変わるみたいだが、評判は上々。ただそう大きな店ではないようなので、表に並んでいたりしたら、状況次第では駅の大丸にある店を第2候補として考えていた。 さて、皇居からは東京駅の北側を越え、ちょっと先の交差点を東に曲がり、さらにその先の細い路地を北に少し歩いたところ、グーグルマップがないとたどり着けなかった。 外観はお江戸の老舗感があふれ、さらに並んでいる人もいない。よし、と入店。 入ったところにはテーブル席3つ、その奥小上がりの座敷にテーブル2つ。細い廊下の突き当り右に折れて2階席があるようだ。それぞれ満席で、小上がり前の丸椅子でお待ちくださいとのこと。待ちの1人目だ。その間メニューで先に注文をとのこと。焼きに時間がかかるので、時間の節約だそうだ。 数量限定のうな丼はまだあったようだが、どうもうな丼にサラダは要らないし、なんだかせっかくなのでという気が起きて、それでもうなぎの量の問題だけかなと考え、バランスのよさそうな「ろ」と肝吸いを注文した。 席が空き、入り口近くのテーブルに案内された。事前に注文入れているがやはり時間はかかるので、歩いてきたご褒美にメニューからグラスの生ビールを注文。泡がきめ細かくて美味い。つい飲んで、きゅうりの漬物をつまんでしまってからの撮影、お許しを(笑)。 大手門前12時、店着が12時16分、待ち時間もあったが、ビールを一口飲んだのが12時40分、そしてお待ちかね、うな重が出て来たのが12時45分。きちんとした鰻屋は時間がかかるもんだと聞いたことがあるし、問題ない。 いい割りばしと箸休めの美味しい漬物。うな重の配膳時には、「どこどこのうなぎです」と説明される。ここは鹿児島の横山さんの鰻というのがトップらしいが、九州の・・?とちょっと聞き取れなかった。隣の席の「は」の配膳時には「横山さんの・・」と聞こえたので、ひょっと「い」「ろ」「は」の違いは鰻の量だけでなく、質の違いもあるのかも?。聞き間違いだったら申し訳ないが。 関東流で蒸しが入り、あっさり目になるところにたれも醤油を感じるサラサラ系。山椒をちょっと振ってみる。追加のたれを少し掛けてみたら、サラサラなのでご飯がベショベショになってしまうのでそれ以上の追加はやめた。 なるほど、これが関東風のうなぎなのだな、関西風に慣れた舌には少し物足りないかも?。 その間も2回のお客さんや他の席の方が会計して帰っていく。それが結構なお値段。東京のサラリーマンはお昼からこんなお値段が掛かるのだな。大変だ(笑)。 美味しくいただき、店を出た。13時になっていた。表の看板に「鰻を食べて、薬は飲むな」と書かれてあった。老舗で食べることができて大満足だ。 店を出て喫煙できるところを探すが、これが全然見つからない。路上の片隅でチャレンジしてる人を見かけたが、ルール違反ならしない。喫茶店の地下店舗に前席喫煙可という店もあったが、たばこだけの為に入る気もしない。駅前まで帰ってきてしまった。14時30分の新幹線を予約している。何か土産物でも見るか?と駅の大丸に。この1階にお菓子店ばかりのところがあり、何でも限定で並んでいるところもあったがそれはパスしたが、つい少し買ってしまった。 喫煙所はないかと探して歩くが見つからず、山陽新幹線の改札に着いてしまったので、駅員に聞くとそこの階段を下りたトイレの横にあるとのこと。行ってみるとついに見つかりました。寿司屋とトイレの間、2重扉で煙が漏れにくいように工夫されている狭い空間。ここに喫煙者がぎっしり。煙モウモウで、2台の空気清浄機がフル稼働しているみたいだが、全く追いついていない。ちょっとひどすぎるが、我慢して一服。考えてみれば10時に新幹線を降りてから一本も吸っていなかった。できるところが見つからなかったのだ。それからこの写真が13時50分なので、およそ4時間だ。 それからホームに上がると、ここには立派なきちんと排気もされている高性能な喫煙所があった。ここも鈴なりだ(笑)。ゆっくりしていたが、そういえばホームの売店に皇居の印の入ったお菓子があったのをやはり買って帰ろうと思い立ち、電車の出発5分前についでに缶ビールも買って、乗り込んだ。 今度はきちんと喫煙ルーム近くのD席。15号車だ。この15号車は喫煙ルームは前方、トイレは後方なので、トイレついでに一服は、後ろに行って、帰りに席を通り過ぎて前方に行ってとうろうろしないといけない。その喫煙ルームも3人用でタイミング次第では待ち時間ができる。幸い自分の席からは待ちがあるかどうか見えるのでよかった。 行きは時間つぶしを持っておらず、表示板のニュースを読んでいたが、帰りは本屋で1冊小説を買ったので、ビールをちびちびやりながらで、時間を感じなかった。 途中忘れる前にと、12月に大嘗宮に行くという知り合いに、ラインで報告。今夜は岡山で飲んでいるというのだが、自宅用しかないお土産をぶら下げて呼ばれてもいない飲み会に参加するわけにもいかない(笑)。行きはいくら旅だと言っても皇居に行くわけなのだから、もちろんビールも飲まずコーヒーで過ごした。観光施設ではないし、本当ならスーツにネクタイも辞さないつもりもあったが、雨は降るし寒いしで、そこは少しお許しいただいた。 観光バスの団体やハトバスツアーの方もたくさん。海外の方ももちろんで、全体的に平日なので高齢の方が多かった。撮影は許されているので、要所では撮影したが、歩いているおばちゃんが、「カメラに収めるより、自分の目に焼き付ける」と言っていてかっこよかった(笑)。 雨は降っていたが、日帰りしかできなかったが、1人旅になったが、いい旅ができた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019年11月29日 15時28分31秒
コメント(0) | コメントを書く |