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カテゴリ:バイク
昨日何気にネットを見ていると、Ⅴ7が750ccから850ccにアップして、すでにヨーロッパでは登場している?というような記事を見つけた。ストーンとクラッシックだけのようだが、Ⅴ7さんとの何度かのツーリングで、一般道や峠では全然不足はないが、高速ではどうしてもパワー不足というイメージがついている。
そこで、諸元を比較してみる。 Ⅴ7さんが乗っている750ccのⅤ7レーサー。 最高出力50HP/6,200rpm 最大トルク60Nm/2,800rpm 850ccになったⅤ7。 65HP/6,800rpm 最大トルク 73Nm/5,000rpm 少し前から売っているⅤ85TT。 80HP/7750rpm 最大トルク 80Nm/5000rpm 大昔のルマン850。 80HP/7300rpm 最大トルク 79Nm/6000rpm 知り合いが乗っているルマンは、快調時には高速でも非常に元気で、ガンガン走る。それに比べるとⅤ7さんは、速度域がエンジンパワー的に低い気がする。100ccの差しかないが、パワーは30の違い、発生回転も1000rpm低い。トルクに至っては発生回転が他のバイクに比べ半分も低い低回転仕様。低中回転に焦点を絞り、そのあたり中心で楽しむバイクだ。その速度域なら無敵の気持ちよさを味わうことができるのだろう。 ただ、ZZR1400と高速ツーリングをすると事情が一変。回りたがらないエンジンをフルに回して、エンジンは悲鳴を上げながら、限界近い回転数で走ることになる。50のカブで時速5~60キロで走ろうとするのと同様。こうして無理して走り続けると、エンジン回りやデフなどからお漏らしをするのは実証済み(笑)。 Ⅴ85TTのスペックはルマンに非常に似通っている。高速寄りで、評価も高い。旅するバイクに最適にチューンされているのだろう。ただこれはⅤ7さんの好みではないようだ。このエンジンがⅤ7に載れば、と思っていたが、ここでついに、しかし、デチューンされていた。 パワーもトルクもその発生回転数もすべて下がっている。クラッシック、ストーンだけの発表だから、町乗りメインチューニングということか?。レーサーに積まれるときはⅤ85TTエンジンにしてもらえれば、最高のような気がする。 しかし、クラッシックも今のギンギラなレーサーより落ち着いて、還暦過ぎたライダーにはよく似合うような気もする。好みは人それぞれなので、ここで勝手に書いても、まだ日本では発表されていないし、レーサーが出るかどうかもわからないが、たぶん1年後くらいにレーサーが出る。そこで、今ある車庫のいろいろなバイクを売って、買われるに違いない。今から楽しみだ(笑)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年02月24日 06時20分06秒
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