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カテゴリ:ディアベル1260 '20
もう一度同じ写真を載せるが、感想を書くイメージの為。
ドゥカティは、かなり昔の空冷モンスター900、水冷ストリートファイター848、ディアベル1200、ディアベル1260と乗り継いできている。 その上で、ディアベル1200と同じエンジンで、セッティングと日本独自の規制の影響で、より軽量でパワーが上のモンスター1200Sの感想だ。 モンスター900の時は、不調を抱えたエンジンということもあり、長距離を走ることがなかった。ただ当初、ハンドルの微妙な低さと、幅広感がなじめず、ハンドルを少し上にあげ、カウルを少し長くした。結果、コーナリング時は純正の方がいいことに気付いた。 SF848の乗り出してからは、安心できるエンジンで、長距離ツーリングにも行くようになり、そこで、高速走行時の風圧と、疲れてきてからのクラッチ操作がきつくなることに気付き、ほんの気持ちのスクリーンとクラッチの重さ軽減できるレリーズ装着。なぜ長距離時にクラッチ操作がきつくなるかと言えば、低回転トルクが薄めで、気持ちいい回転数を維持するためには、ギアチェンジの回数が峠などでは同等排気量他車と比べ、かなり多くなるためだと考えられる。 ディアベル1200になり、排気量が上がることから、この傾向は改善されるかと思ったが、ドゥカティの極低回転時は、エキゾーストのバルブの影響もあって、やせたままだった。これはそのバルブを殺すことで改善傾向を示した。 ディアベル1260にアップデートしたのは年をとってきたら、苦痛な部分はよりきつく感じるからであった。 さて、モンスター1200Sは、カウルレス(小さな飾りみたいなほんの気持ちのものがある)で、いわゆるネイキッド。ハンドルの高さは、400キロ乗っても全然低すぎてきついということもなく、シートが前下がりになっていることと併せ、ちょうどいいのだろうと思わせる。山中を走り回っていると、風圧を感じることもなく、カウルレスでも大丈夫。 しかし高速に乗ってスピードが上がると、ある速度以上で、急に風圧が厳しく感じるようになる。大体制限速度くらいまではましなのだが、120キロ規制の高速やアウトバーンでは、体を伏せないと、厳しいだろうと思わせる。まあスクリーンの無いバイクでは、これはどれでも同じだろう。 そして、峠や一般道を300キロ以上走り回っての最後の高速後半に、一気に左手のクラッチ操作、右手のアクセル操作ともに手の疲れから厳しくなった。これがドゥカティあるあるなのか?、バイクはどれでもあるあるなのか?、ドゥカティ以外で大型車でのロングツーリングをしていないのでわからない。SFの時はアクセルはベロを付けて、ロングの高速走行に備え、ディアベル1200でも使っていた。1260はクルコンが付いたので、高速時はかなり楽。クラッチは前2車はレリーズの交換、1260はシフター付き。 シフトチェンジ回数が多いのは、自分の乗り方もあるだろう。エンジンに負担をかけないように使える上のギアにあげていってしまう。コーナーではその分シフトダウン。3速固定などで次のコーナーを迎えることもできるが、パーンとふけあがるエンジンは、そこらの山中では必要以上のパワーをだしてしまう。 モンスターは軽量ハイパワーで、足回りやブレーキもSになるとさらに一流で、ドゥカティの味のあるエンジンに理解を示せば、とても楽しい。 Ⅴ4エンジンやムルチストラーダはどんなバイクだろう?。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023年03月22日 06時20分07秒
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