GSのお兄さん曰く、人間がダメになる車、プリウスだそうだ。燃費という一点に特化し、走るにもその一点のみに興味が集中し、加速が・・・とか、コーナリングが・・・とか、官能的エンジンなど、まるで興味が無くなり、ただ走って如何に燃費がいいかだけになってしまう車であるということらしい。お客さんの中にもプリウスに乗り始め、3年過ぎたころこのままではだめになると、5リッターガソリンエンジンに乗り換えた人もいるそうだ(笑)。
確かに本当にその通りで、もともと車は単なる移動手段という人には、とてもいい車のような気がする。
今回高速主体で愛媛の松山往復では、それまで30キロ台だった燃費が、28キロ台に下がった。高速では115キロまでしかオートクルーズが設定できないようだ。100キロから上ではエンジンが基本的にはずっと回っている感じで、モーターだけではパワー不足、補助的にモーターも回り、エンジンも発電や駆動に使われる。80キロ台くらいでは、モーターだけでの巡行も可能。まあ結局飛ばす気にもそうならず、クルコン入れて走るのみ。窓枠位置が高めで腕をかけて走るのは少し苦痛、左のふたの位置は低く、腕を快適には置けない。シートもいいとは言えない感じ。ただ腰が痛くなるほどではない。
さて、長女を松山に送り、ついでに昼食。地元の回転ずし屋で、地元ならではな感じのメニューも頼んでみる。鯛めし風軍艦、こりこりな歯ごたえのハマチ、ひげそりだいとかいう、歯ごたえが面白い魚、それに定番も。娘を降ろし、今度はしまなみで帰る。距離的にはこちらが短い。一般道率が高くなり、しまなみでは一車線部分もあるので、時間は少しかかる。
この代車借りてから、相当距離を走って、さらに愛媛往復してもまだ三分の一以上残っていたが、一応いつものGSで給油。29リッターしか入らなかった。こんな燃費を経験してしまうと、次に買い替えとか考える時に、困ってしまうな。